番組紹介
次期大統領はハリスか?トランプか?その結果が世界のゆくえを大きく左右するアメリカ大統領選挙。1年をかけた選挙戦は、ハリス、トランプ両候補が出揃い、いよいよ佳境へと入りつつあります。
番組では、世界が注目するこのアメリカ大統領選挙を笹川平和財団のスペシャリストたちが、定点観測します。
司会は、笹川平和財団の兼原信克常務理事、毎回、財団のフェロー、研究者をゲストに迎え、
アメリカ大統領選挙の結果によって、日本のみならず世界の政治、経済、安全保障にどのような影響が及ぶのか深く掘り下げて考えます。
笹川平和財団 公式サイト:https://www.spf.org/
出演者・スタッフ

兼原 信克(かねはら のぶかつ)
笹川平和財団常務理事
元内閣官房副長官補
外務省国際法局長、内閣国家安全保障局次長
などを歴任

上野 愛奈(うえの あいな)
フリーキャスター
放送内容
第1回「接戦! ハリス VS トランプ 勝敗のゆくえは?」
【ゲスト】

笹川平和財団上席フェロー
アメリカ政治、外交および国際関係が専門
元戦略国際問題研究所(CSIS)上級研究員

笹川平和財団安全保障研究グループ長
兼 主任研究員(安全保障戦略、海洋安全保障専門)
元防衛大学校教授 元海上自衛隊海将補
日本のみならず世界の政治経済を大きく左右するアメリカ大統選挙。銃撃事件の衝撃でトランプ氏の勝利が確実になったかと思えたが、バイデン氏の候補辞退とハリス氏の登場で、選挙戦は一気に混戦模様となってきた。 選挙戦が本格化する中、ハリス、トランプ両候補の掲げる政策が日本や世界の今後にどう影響するのか?ウクライナ、パレスチナへの対応は?米中対立は緊張を増すのか?対北朝鮮政策、東アジアの安全保障への影響は?
第2回「大詰め大統領選! 中国、ロシアは何を期待し、何を恐れているのか」
【ゲスト】

笹川平和財団上席フェロー
東京大学先端科学技術研究センター准教授
ロシアの軍事、安全保障政策が専門、元外務省専門分析員

笹川平和財団上席フェロー
前駐オーストラリア大使
外務省国際情報統括官、経済局長など歴任
地域安全保障研究所(豪州シンクタンク)リージョナル・ディレクターも務める
残りひと月を切ったアメリカ大統領選挙。ハリス氏優勢と言われながらもトランプ氏との差はわずか。接線が続く。残りひと月で何が起こるのか?結果を左右する「10月サプライズ」はあるのか?国民の関心は高まる。国際情勢を大きく左右する大統領選挙、そのゆくえを固唾を飲んで見守っているのが、中国、ロシアの2大国だ。次期大統領はハリスかトランプか?その結果によって、中国、ロシアはどのような国際戦略に動き出すのか?
第3回「トランプ氏返り咲きで東アジアの安全保障はどうなる? "台湾有事"”のリアリティは?」
【ゲスト】

笹川平和財団上席フェロー
元外務省アジア大洋州局中国課長
米特命全権公使、バングラデシュ大使、日本台湾交流協会台北事務所代表 などを歴任

笹川平和財団上席フェロー
前統合幕僚長
陸上自衛隊北部方面総監、陸上幕僚長などを歴任
アメリカ大統領選で返り咲きを果たしたトランプ氏。バイデン政権からの何がどう変わるのか、予測は困難だと言われている。一方、総選挙を終えた日本では与党の過半数割れで、この先の政治の行方が見通せない状況だ。日米が政治的に不安定な今、気がかりは東アジアの安全保障だ。台湾を囲んで行われた中国軍による軍事演習は「台湾有事」のリアリティを感じさせる。ウクライナへの派兵を行った北朝鮮とロシアの接近も不安要素だ。今回は、元日本台湾交流協会台北代表の泉裕泰氏、前統合幕僚長の山崎幸二氏のお二人と、新大統領を迎える日米関係で、緊張を増す東アジアの外交・安全保障の問題にどう対応すればよいのか?台湾有事を軸に議論する。
3回とも拝見しましたが、他の米大統領選分析番組とは一味異なっていて、面白かったです。第4段として、1月、大統領就任式の行われるワシントンD.C.からのレポートを見たいですね。