番組紹介
日本売ります!国民の皆さん裏切りごめん!
昭和二十年八月。終戦を告げる玉音放送が流れる中、その意味を全く理解していない特攻部隊の隊長・大和武(ハナ)は出撃命令を下す。
日の本太郎(植木)は、命令に従い、女子挺身隊の日美子(浜)に見送られながら飛び立って行った。
誰もが、名誉の戦死を遂げたものと思っていたが、実は、機体がトラブルに見舞われ、挙句の果てにアメリカの戦艦の甲板に墜落。そのまま、助け(?)られていた。
そして、厚木基地にマッカーサーが降り立つ日、マッカーサーの後ろからひょこひょこ降りてきたのは、なんと日の本太郎だった。
焼け跡で、日美子、ヤミ屋のボスになっていた大和と再会した日の本は、米兵を使って大和を出し抜き、隠匿物資を横取り。だが日美子にはめられ、無一文に。
その後も、朝鮮戦争特需に乗っかりパチンコ玉を買い占めようとしたり、日美子が経営しているバーの支配人となって、
立ち退きを要求する大和建設の社長となった大和と対立したり、タダで手に入れたオリンピック予定地をその大和に売りつけたりするが、
最後はまたも日美子に裏切られ、またまた、無一文になる。
時は、昭和元禄。なんでも売りますをモットーに、「オールセル社」を立ち上げた日の本。ある政党からの依頼で、議員を一人売ることに。そこで目を付けたのは、
今や落ちぶれた大和。悪戦苦闘の挙句、うまく議員に当選させた日の本は、大和のブレーンとなって今度は金儲けをたくらむ。。。
ついに日の本は、ニッポンを売り出すことに!?
戦後日本史を絡めながらスケールも大きく、強く・たくましく・無責任に生き抜いた男の奇想天外、抱腹絶倒の爆笑劇!
【出演】
植木等
浜美枝
ハナ肇
小沢昭一
名古屋章
熊倉一雄
長谷川照子
柳家小せん
室田悌三
桜井センリ
ザ・ドリフターズ
藤田まこと
ほか
【スタッフ】
製作:渡辺晋 / 大森幹彦
脚本:早坂暁 / 佐々木守
監督:須川栄三
【制作】
1968年、日本
【配給】
東宝
クレージーシリーズ、本当に面白いですね。
今まで見たことがなかったのですが、植木等さん演じるキャラの前向きな性格と行動力が、今の私達にも共感できます。
また、50年以上前のファッションや東京の風景も、興味深いところです。
この「裏切り男」残念なことに見逃してしまいました。
ぜひ再放送をよろしくお願いいたします。