お知らせ
- 放送終了後、「TVer」にて1週間限定で見逃し配信中! 過去の放送回は「BS11+」で配信中!
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『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』を「BS11+」で配信中!
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【放送休止のお知らせ】
4月12日(土)は放送を休止いたします。次回の放送は4月19日(土)です。
次回以降の内容
第88回「宮本武蔵・望みを果たせなかった天下一の剣豪」
(4月19日放送)
生涯に一度も負けたことがない天下無双の剣豪・宮本武蔵の敗北から明日を生きるための教訓を探る。1582年、播磨国に生まれ、兵法家・新免無二の養子として厳しく育てられた武蔵は13歳で人生初勝利を飾って以来、剣の道を追求。関ヶ原の戦いに参加した後、足利将軍家の剣術師範を務めた名門・吉岡一門を破るなど、兵法家として名を上げる。そして1610年、かの有名な巌流島の戦いに勝利する。
その後、大坂の陣にも参戦した武蔵は明石藩の客分として城下町の整備を担当するなど、剣術以外でも才能を発揮。一方、天下一の兵法を広めるべく諸国を巡るが、自らが望む将軍家や尾張徳川家への仕官を果たすことができない。1640年、齢60歳を前にして、長年の夢を諦め、細川家の客分として生きる道を選ぶしかなかった。武蔵はなぜ、兵法家として日本の頂点に立つことができなかったのか?
武蔵は熊本藩主・細川忠利に客分として迎えられ、手厚い待遇を受けるが、程なくして忠利が病に倒れ、亡くなってしまう。武蔵は悲しみをこらえ、山中の洞窟に籠もり、自身の集大成とも言える兵法の極意を書き記す。それが今日、世界中で読み継がれている『五輪書』。そこに込められた思いとは?さらに2022年、武蔵の晩年の姿を示す、新史料が発見された。単なる剣豪にとどまらない、武蔵の知られざる実像とは?
『偉人・敗北からの教訓・こぼれ噺』
BS11公式YouTubeにて、毎週火曜日に配信中!
伊東潤先生への疑問・質問を大募集!
視聴者の皆様から寄せられた歴史にまつわる疑問・質問に、伊東先生がお答えします。
番組紹介
偉人たちの「敗北」「失敗」から、
学ぶべき教訓を探る!
偉人たちがおかした「歴史的な大失敗」から、その背景、要因、影響などを読み解き、
偉人の人物像を浮き彫りにするとともに、今を生きる私たちの教訓としていく歴史情報番組。

出演者・スタッフ


進行・中西悠理(キャスター)
関西学院大学卒業。元岡山放送アナウンサー。
子供の頃から歴史漫画を読むことと戦国武将の絵を描くことが趣味で、前身番組の「偉人・素顔の履歴書」の番組MCを務めたことをきっかけに、改めて歴史の面白さを実感。
実生活では、頑固な性格(笑)が禍して失敗してしまうことが多いため、「自分に似た偉人を探してしっかり勉強したい」。好きな武将は、黒田官兵衛。
過去のラインアップ
※タイトルをクリックすると内容が開きます。
解説・伊東潤(歴史作家)
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、経営コンサルタントを経て
2007年、『武田家滅亡』(KADOKAWA)でデビュー。『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を受賞。そのほかにも文学賞多数受賞。最新作に『浪華燃ゆ』(講談社)がある。