お知らせ
- 2022.7.6
- 2022年7月放送の第98回より、字幕放送に対応しました。
次回以降の内容
第120回「東京・築地で銘酒と絶品魚料理を堪能」(3月30日放送)
今回の舞台は、都内でも有数の観光地である築地。1935年から83年間にわたり東京の台所として親しまれてきました。現在も築地場外市場は営業中。「築地魚河岸」など新名所も誕生し、「食の街・築地」は健在です。老舗の変わらぬ味といま話題の名店をご紹介します。
まず1件目は、47都道府県の地酒を用意した地酒専門の立ち飲みショットバー「クニザケ屋」。太田さんも半分は知らない銘柄があると言わしめた品揃えです。「嘉泉 夏酒 特別純米」はやや甘ですっきりとした呑み口。「辻善兵衛 純米吟醸雄町」はコクもキレもバランスよくまとまった納得の一品。ご主人・土屋さんの確かな目利きに太田さんも大満足です。
待望の2件目は、1940年開店の「多け乃」。太田さんがサラリーマン時代から通った名店で路地裏の老舗は、昔ながらの昭和の風情が漂っていました。まずは「富翁 白牡丹」の燗で。合わせる肴は、肝を絡めたかわはぎ刺に、あじたたき入り納豆。新鮮な素材の旨味が広がります。そして名物のメバル煮魚を注文。継ぎ足しされる煮汁からは様々な魚の旨みが詰まった、まさに老舗がなせる技。伝統の味に、太田さんも嬉しさがこみ上げてきました。
時代に寄り添い、変化を遂げる築地界隈。丁寧な仕事とおもてなしで、食の街を支える名店の味を堪能します。




番組紹介
太田和彦が、昼は地方を中心に古き良き街並みや古刹を散策。
夜は地域に根付いた“上質な居酒屋”を厳選して訪問し、店主こだわりの料理や銘酒をじっくりお見せします!
さらに、太田流の酒飲みの作法や、杯・器のウンチクもご紹介。
夕暮れ時に居酒屋の暖簾をくぐり、銘酒と肴をゆっくり愉しむ・・・
主人やおかみと二言三言。ふらりと入った料理屋が、旅一番の思い出となる。
「ああ・・・そんな居酒屋に行きたい・・・」と思わせます!
出演者・スタッフ
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
ナレーション:目黒光祐
過去のラインアップ
※タイトルをクリックすると内容が開きます。
番組関連書籍

書籍版「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選 名酒放浪編」 絶賛発売中!
・発売日:2020年9月17日・出版社:光文社
・販売価格:1,300円(税抜)
関西、サンテレビから拝見しています。2023年長野県諏訪編、蔵造りの宝庫、諏訪の旅は仙人湯に入る太田さんもご満悦です。
長野県と言えば太田さんの故郷、前回の松本城の景観に見ているこちらも気持ちが高鳴りました。長野で思い出すのは太田さんの父君が校歌を作られたエピソードです。その話を連載誌で知り不覚にも涙が。長野は太田さん、そして父君の故郷だと改めて納得しました。
太田さん、涙酒にならないようにお願いしますね。