お知らせ
- 2022年7月放送の第98回より、字幕放送に対応しました。
次回以降の内容
第132回「愛知県豊橋市で名割烹の美食と銘酒を堪能」(4月27日放送)
今回の舞台は、愛知県豊橋市。東は静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しており豊かな自然と温暖な気候に恵まれたところです。江戸時代には城下町として、また東海道五十三次の宿場町として栄えました。本日は伝統の食文化と、太田さんがこよなく愛する東海道の名割烹をご紹介します。
豊橋を代表する食には、いずれも100年以上続く独特な食文化が長く育まれています。創業1807年の「きく宗」。江戸時代から菜めし田楽を提供しており、変わらぬ味わいを保ち続けています。細かく刻んだ大根の葉をご飯に混ぜた菜めしに、甘辛の赤味噌だれをしみこませて焼いた豆腐田楽。旧東海道の街道めしとして、時代の雰囲気をも存分に味わいました。
さらに久しぶりに父と娘が営む東海道の名割烹「割烹・千代娘」を訪ねました。昭和32年創業。伊良湖直送の鮮魚や地場の野菜を活用したおばんざい料理を提供しています。まずは地酒「純米吟醸 周太郎」から。合わせる肴は、菜花浸しに鰆と赤貝のお造り。旬の旨味を存分に味わえる逸品です。そして念願の茶碗蒸しは、卵地と丁寧に引いた出汁の旨味が絶妙。シンプルだからこそご主人の腕の確かさが冴えわたります。




番組紹介
太田和彦が、昼は地方を中心に古き良き街並みや古刹を散策。
夜は地域に根付いた“上質な居酒屋”を厳選して訪問し、店主こだわりの料理や銘酒をじっくりお見せします!
さらに、太田流の酒飲みの作法や、杯・器のウンチクもご紹介。
夕暮れ時に居酒屋の暖簾をくぐり、銘酒と肴をゆっくり愉しむ・・・
主人やおかみと二言三言。ふらりと入った料理屋が、旅一番の思い出となる。
「ああ・・・そんな居酒屋に行きたい・・・」と思わせます!
出演者・スタッフ
居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター / 作家)
ナレーション:目黒光祐
過去のラインアップ
※タイトルをクリックすると内容が開きます。
番組関連書籍

書籍版「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選 名酒放浪編」 絶賛発売中!
・発売日:2020年9月17日・出版社:光文社
・販売価格:1,300円(税抜)
関西、サンテレビから拝見しています。2023年長野県諏訪編、蔵造りの宝庫、諏訪の旅は仙人湯に入る太田さんもご満悦です。
長野県と言えば太田さんの故郷、前回の松本城の景観に見ているこちらも気持ちが高鳴りました。長野で思い出すのは太田さんの父君が校歌を作られたエピソードです。その話を連載誌で知り不覚にも涙が。長野は太田さん、そして父君の故郷だと改めて納得しました。
太田さん、涙酒にならないようにお願いしますね。