呂不韋亡き後の春平君と韓非のリアクションが何もなかったのはカットのせいだろうか。
招聘しようとした彼ら二人の働き（の反動）で呂不韋が自死したというのに。ドラマ的には彼らの感情の動きも見たかった。

文字通り天翔ける長身痩躯長髪の美男美女のオハナシに飽きてしまったのでこの骨太な時代劇に惹かれています。

野望に燃える生き生きとした姿と去り行く老兵としての呂不韋を対峙させた場面、胸に迫るものがありました。素晴らしい演出でした。
俳優陣は渾身の演技で、もう将軍や丞相そのものに見えています。特に渭陽君がいいですね〜高潔で思慮深い役柄にハマっていると思います。
草原や雪山、雪原などロケ地が本当に素晴らしい！
酷刑の幾つかも映像で描かれ、見せしめ効果は絶大、その残忍さを美しい風景が救ってくれています。

呂不韋の死の場面に涙しました。
今までは、大人になった嬴政が目の上のたん瘤の呂不韋を死に追いやったとばかり思っていました。
だから、このドラマを見て、納得するというか、安心するというか…
事実は知りませんが、このドラマは本当に面白いです。

呂不韋が死んだ。
前回ラストの回想シーンと今回の2人の呂不韋の会話は見ていて泣けた。
先代秦王を守り決死の趙脱出・存在感大の華陽太后と堂々対峙・呂氏春秋
完成頃の絶頂期、他私の脳裏にも様々な名シーンが浮かんだ。
秦の礎を築いた大功労者である故に死を選んだ呂不韋の業を思い、趙の姦計に憤慨し政の怒りの侵攻令に感情移入してしまった。う～ん喪失感大。
呂不韋役のドアン・イーホン氏は「項羽と劉邦」韓信役を好演していて、
今回も予想通りの名演技だった。
そしてまさかの大将軍桓キまで・・・次回以降も目が離せない。

「秦篆」
文字の統一だけで２話も費やした歴史ドラマは始めて観ましたよ(苦笑

李斯、頑張ってましたね～！

文字の統一に、こんな深慮遠謀があって、静かな戦いが繰り広げられていたとは思いませんでした。

いよいよ佳境。今までバカにしてた中国ドラマ。秦の始皇帝天下統一で、中国ドラマの凄さを知りました。ドキドキさせる脚本もいいし、大陸のロケも凄い。日本の時代劇は、箱庭感がぬぐえない。

秦も趙も女に翻弄されてるなーｗ
こういう歴史モノはあんまり女性が引っ掻き回すのは表現されない感じですが、秦の太后は有名なんで当然としても、華太后や趙の王妃も引っ掻き回してなかなかですね。

李斯が後宮のことは私でも無理とかいってたのも頷けます。

　見ごたえがあります。スケールが大きい、映像的にも思想的にも。50話の「逐客」あたりから、内容も深まって、まさに深謀遠慮の駆け引きがおもしろい！　これからの展開がさらに楽しみです。
　是非、「大秦帝国」全シリーズの放送をお願いします

郭開って…苦笑
前半を引っ張った呂不イやロウアイが退場し、趙高が存在感を高めてきましたね。たくさんの試練と闘う始皇帝の最後を知っていても面白いドラマです。
西安･函谷関･兵馬俑のツアーに参加したい！と思いつつ、中国旅行は二の足を踏んでしまいます(‥;)

殆んどの場面で、俳優さんの吐く息が白いのは何故？
寒いの？