【各話あらすじ】
工業高校の男子生徒17人をなぎ倒し、教師を殴って退学処分となったという伝説の女ナ・ボリが、教師なるため母校のジョンスク高校へ帰ってきた。
ところが面接当日、当時の教師らに気づかれ追い出されてしまう。
一方、ジョンスク高校理事長の息子パク・テインは、留学先で警察沙汰を起こして帰国した。
偶然出会った病院で一悶着起こし警察へ連行されるボリとテイン。
ようやく警察を出たボリのもとに1本の電話が鳴った。
テインのお目付役として理事長から特別採用されたボリ。
初日からいじめられている生徒を助けるも、テインに噴水に落とされ職員会議に遅れるなど印象は最悪だ。
しかし、学生時代の憧れのチ・ヒョヌ先生に「僕は先生の味方だから」と声をかけられ勇気100倍。
反抗するテインにも「絶対あなたにとっていい先生になる」と宣戦布告する。
面白くないテインはボリをいっぱい食わせようと、ジャズバーでカクテルを飲ませ酔わせてしまう。
酔いつぶれたボリをホテルに運び、書き置きを残していったテイン。
なにも覚えていないボリは気が気でない。
ところがテインを好きなジェンマが、寝ているボリの姿を携帯で激写。
ボリに写真を送りつけ、バレたくなかったらと、いろんな指令を送るようになる。
テインからの命令だと勘違いしたボリは、彼を呼び出し「人間のクズ」と口走ってしまう。
その晩、言い過ぎたことを後悔したボリはテインに謝り、一件落着に見えたが・・・。
ホテルでの写真がネットに流出。理事長は激怒。ボリはクビを言い渡される。
テインが様子を見に行くと「なぜ嫌うの、私は好きなのに」とボリ。
再び家を訪ね、謝罪したテインだが、ボリは「もう先生じゃない」と冷たかった。
意を決して家に戻り「真面目になるから、先生を復職させて」と両親に頼んだテインは、父に殴り倒されたあと、病院で軟禁状態に。
母の命日、なんとか病院を脱出したテインだが、今度はチンピラに捕まってしまう。
テインの親友ユジンが借金取りに連れ去られた。
現場にいたテインはボリに連絡するが、ヒョヌとの食事中だったボリは理由もろくに聞かず電話を切ってしまう。
事の重大さに気づいていないボリにテインはイライラ。
翌日、テインはユジンの姪の入院先にボリを連れていき、ユジンが亡くなった親の借金と入院費のために、日夜働きづめだということを教える。
ショックを受けるボリ。
そのころユジンは犯罪まがいの仕事に身を染めていた。
病院の倉庫に閉じこめられたテインとボリは、一夜を過ごすことに。
母を思い出し、寝ながら泣いてしまったテインは「僕を捨てないで」とボリに懇願。
ボリは涙をぬぐいながら「捨てないよ」と約束した。
翌朝、眠るボリのおでこにそっとキスをするテイン。
ボリへの恋心を自覚したテインは、服をプレゼントして告白しようとアルバイトを開始。
一方ヒョヌは、6年前からボリが好きだが、勇気がなくて告白できないと校長に相談する。
ジェンマから「乾パンは先生ではなく監視役」だと聞かされたテインは、ボリを海に連れだし問いただす。
否定しないボリの姿を見て、激しい怒りでその場を立ち去ったテイン。
なにかとボリを敵視するようになってしまう。
そんなある日、学校で化学のテスト盗難事件が勃発。
その後のテストで100点取った生徒が疑われるように。
別のクラスの先生に問いつめられたヘビンが「自分がやった」と告白。
だが、もちろん犯人は別にいて・・・。
ついにテインがボリに告白するが、ボリはまったく真に受けない。
気が気でないヒョヌは、家族にボリを正式に紹介しようと食事に誘った。
ところが、弟の恋人がナ・ボリと知らされた理事長からさんざん嫌味を言われてしまう。
ボリを連れだし、泣きじゃくるボリに肩を貸し慰め続けるテイン。
ある日、ヒョヌのことは忘れようと、友人と深夜カラオケでやけ酒しているボリにテインから連絡が!
クラスのソナが警察にいるというのだ。
「愛してる」とボリにキスしたテイン。驚いたボリはテインを叩いてしまう。
焦りを感じたヒョヌはボリにプロポーズ。指輪に気づいたテインはショックを受けるのだった。
ある日、学校を休んだまま連絡が取れないチョ・ピルが、病院に運ばれたとテインに連絡が入った。
右脳に腫瘍があり、かなり危険な状態だと診断される。
荒れていた自分をよくなだめてくれた先輩だと、父に手術を頼むテイン。
ところがピルが病院を抜け出してしまう。
フランス留学していたヒョヌの元恋人ウンソンが帰国した。
上機嫌の理事長はさっそく仕事の引き継ぎと、ヒョヌとの結婚話を進めようとするのだった。
学校の運営室長となったウンソンは、校則違反をした生徒は転校、担任も引責辞職させるという規則を発表する。
気分が沈みがちなボリのもとに、生徒のヨンソンがバイト先でお金を盗んだと警察から連絡が入った。
ボリは示談金のために働きはじめるが、ヨンソンが無実だと知り・・・。
先生ではないからと、雑用をやらされるようになったボリ。
そんなボリを元気づけるのはいつもテインだった。
「学校を辞めて、一緒に海外で暮らそう」とヒョヌに言われたものの、ウンソンがヒョヌにキスをするところを見て動揺するボリ。
ヒョヌの恋人としての自信がなくなったと指輪も返してしまう。
一方、ボリの辞表とパスポートを偶然見つけたテインは、「自分を愛さなくてもいいから、どこにも行かないでほしい」と泣いて頼むのだった。
ボリへの想いを封印し、ヒョヌとボリのサプライズパーティーを行ったテインは、誰もいなくなった教室でひとり泣き続けた。
ウンソンはヒョヌに学校を放棄するか自分と結婚するかを選べと宣告。
2泊3日のセミナーに学校代表としてボリを行かせ、両家の食事会を催して強引に結婚話を進めようとしていた。
一方、セミナーでもウンソンの差し金で雑用係でしかなかったボリは研修所を飛び出す。
歩き疲れたボリが電話したのは・・・。
寝込んでいるテインを看病するジェンマを見て、黙って帰ったボリ。
ところがテインがボリの家の前に立っていた。
ボリはテインのためにご飯を用意する。
真夜中、テインは寝ているボリにそっとキスをして出ていった。
追いつめられたウンソンは、ボリにヒョヌを返してほしいと頼む一方、理事長には結婚できないなら、学校を乗っ取ると宣告。
あきらめきれないテインは「僕の愛する人が他の人を愛しませんように」と祈り続けていた。
ウンソンに学校を乗っ取られるぐらいならと、理事長がボリとの結婚を許した。
ヒョヌは大喜びだが、ボリは素直に喜べない。
結婚式前日、生徒らのお祝いビデオを見た後、アトリエにドレスを取りに行ったボリは「みんなと離れたくないから結婚をやめようかな」とつぶやく。
そして酒に酔いながら「この結婚は間違ってる」と涙するのだった。
翌朝、アトリエで寝ているボリとテインの姿を見つけた理事長らは激怒する。
結婚は破談、ヒョヌは留学、テインは勘当され、ボリは学校を去った。
1年後、ヒョヌが帰国。
当然よりが戻ると思っていたヒョヌだが、ボリの心にはテインしかいなかった。
米国から帰国し、大学受験のために塾に行くことにしたテインは、講師にボリの姿を発見。
授業に潜り込んだテインは、ボリが生徒たちに自分のことを愛していると話しているのを聞き、激しく動揺する。
その晩、母校で再会した2人は気持ちを確かめあうのだった。
プロポーズしてきたテインを父のいる寺へ連れていったボリ。
2人はつかの間の穏やかな時間を過ごした。
ソウルに戻ったテインは必死になって母やヒョヌを説得するが、誰からも祝福されない日々が続く。
心を痛めるテインを「今でも幸せだよ」と優しく抱きしめるボリ・・・。
一方、進学率アップだけを目指す学校になったジョンソク高校を心配する教頭は、教員採用面接を受けないかとボリに言う。
悩んだあげくボリは面接会場に向かった。
カンパン先生とこんぺいとう、それからビッグ愛は奇跡〜ミラクル、とにかくコン・ユさんの主演のものお願いします。