アメリカから帰国したばかりのハン・ジョンウは、夜の公園でイ・スヨンという名札を付けた制服姿の少女に出会う。「私を知らないの?」と怪訝な顔をするスヨンに興味をそそられるジョンウ。やがて雨が降り出すと、スヨンは家から黄色い傘を持ってきてジョンウに差し出した。転校初日、傘を返すためにスヨンの教室に向かったジョンウは、彼女が町内で有名な"殺人犯の娘"であることを知ってショックを受けるが...。
"殺人犯の娘"として同級生や被害者の遺族に罵倒されるスヨン。そんな痛ましい姿を目にしたジョンウは、スヨンに「友達になろう」と言い、二度と見捨てないと約束する。スヨンの母ミョンヒは、夫を逮捕したキム・ソンホ刑事から衝撃的な事実を聞かされる。そんな中、スヨンの家の数軒先で火災が発生。ジョンウとスヨンは、中に閉じ込められていた少年ヒョンジュンを助け出し、脚の大ケガに気づいて病院に運ぶが...。
ジョンウを家まで送り届けたキム刑事は、その付近で不審な車を見かけ、ナンバーをメモする。「雨が降ったらプレゼントをあげる」というスヨンの言葉が気になり、雨の日が待ち遠しくて仕方がないジョンウ。そんな中、ついに雨が降り出し、ジョンウは期待に胸をふくらませながらスヨンの元へ向かう。ところが、突然現れた男が路上でジョンウを拉致。ジョンウが車に乗せられる様子を目撃したスヨンは、必死でその後を追いかけ...。
スヨンが見つかっていないことを知ったジョンウは、父ハン・テジュンの前で大暴れし、鎮静剤を打たれて自室に閉じ込められる。スヨンを見捨てて逃げたという罪悪感に苛まれるジョンウ。キム刑事は上司の制止を振り切って、全力でスヨンの行方を追う。そんな中、目撃情報を元に捜索活動が行われ、血のついたスヨンのセーターが発見される。さらに、容疑者カン・サンドゥクが「スヨンを殺してダムに捨てた」と自白するが...。
キム刑事は辞表を提出し、家出したジョンウを連れて元・捜査班長のチェ・チャンシクが営むビリヤード場へ。ジョンウの携帯にスヨンから連絡があったことを伝え、捜査に協力してほしいと頼む。通話記録を手掛かりにキム刑事はスヨンの居場所を突き止めるが...。14年後。刑事となったジョンウは、出所を3日後に控えたサンドゥクの面会へ。一方 "ジョイ・ルー"と名を変え、デザイナーとしてパリで活躍していたスヨンは、恋人のハリー・ボリソンと共に14年ぶりに帰国し...。
溺死したミシェル・キムの甥であるハリーを家まで送り届けたジョンウは、門の前でスヨンの口癖をつぶやくジョイを見かける。慌ててその後を追うが、振り返ったジョイの顔は14年間思い描いていたスヨンとは別人だった...。「家の前で警察に捕まりそうになった」というジョイの話を聞き、嫌な予感に襲われるハリー。そんな中、テジュンの部下、ナム理事はハリーがヒョンジュンだと気づき、彼を強請ろうとする。
ジョイとスヨンが別人だとはどうしても思えないジョンウ。「一度だけ」とジョイに名前を呼んでもらい、彼女の声を記憶の中のスヨンの声と重ね合わせる。ジョイはそんなジョンウを誘って屋台に行き...。その頃、出所したばかりのサンドゥクが死体となって発見され、スヨンの居場所を知るための手掛かりを失ったジョンウは絶望する。さらに、サンドゥクに個人的な恨みを持つジョンウは署長の命令で捜査から外されてしまう。
ジョンウはジョイがスヨンであることを確信し、強引にデートに連れ出す。ジョンウが自分のことを少しも忘れていないことを知ったジョイは、心をかき乱される。そんな中、サンドゥクの家からフランスの携帯電話が発見される。ジョンウは「携帯電話をなくした」というジョイの発言を思い出すが...。一方、ハリーは母の仇であり異母兄でもあるハン・テジュンへの復讐を開始。テジュンが自分に興味を持つように仕向け、パーティーに招待する。
サンドゥク宅の車載カメラの映像でジョイの姿を確認したジョンウは、14年前にスヨンを守れなかった自分を責める。サンドゥク殺害事件の容疑者として指名手配されたジョイ。彼女を傷つけたくないジョンウは、他の警官たちよりも先にパーティー会場に駆け付ける。警察署に連行されたジョイの身元が気になったテジュンは、ナム理事に調査を命じる。一方、ジョイは取り調べ中におぞましい過去の記憶に苛まれ、感情的な発言を繰り返すが...。
警察署で見かけたジョイに会うため、ハリーの豪邸を訪ねたミョンヒ。ついに娘と再会し涙を流すが、「スヨンに戻りたくない」というジョイの言葉を聞き、靴も履かずに外に飛び出してしまう...。一方、サンドゥクがスヨンの携帯電話を使って最初に通話した相手は、テジュンだった。ジョンウは事情を聞くために父に会いに行くが...。そんな中、ジョンウはスヨンとの思い出が詰まった公園を訪れ、遠くから自分を見つめるジョイの視線に気づく。
サンドゥク殺害事件の捜査で清掃員を尾行したジョンウは、彼女にスタンガンで攻撃され気絶してしまう。警察は大々的な捜索を開始し、ゴミの山からジョンウの携帯電話を発見。その頃、ジョイは見知らぬ番号からかかってきた電話を受け、いつもと様子の違うジョンウの声を聞いて不審に思う。やがてジョンウが行方不明になったことを知り、激しく動揺するジョイ。ハリーはそんなジョイを早くフランスに連れ戻そうと考える...。
警察署の前で、思わずジョイを抱き締めたジョンウ。しかし、スヨンとしての過去を消し去りたいというジョイの気持ちを知り、ジョンウは彼女を諦めようと決心する。一方、サンドゥク殺害犯として逮捕された清掃員は、ジョンウに3人の性犯罪者を殺したと自供するが...。そんな中、ハリーの復讐計画が本格的に動き出す。ナム理事に資金を持ち逃げされたテジュンは窮地に立たされる。さらに、ハリーはジョンウを自宅に招き...。
ミランのブティックを訪れたスヨンは、作業室で偶然、ジョンウと2人きりになる。ジョンウは14年前のファーストキスのことをスヨンに打ち明け...。一方、ハリーはジョンウから「スヨンを見つけた」という言葉を聞き、怒りに身を震わせる。スヨンとジョンウは、2人の思い出が詰まった公園を訪れ、過去を懐かしむが...。ヒョンジュンが生きていることを知ったテジュンは、ヒョンジュンの母ヒョンジュの写真を新聞に掲載する。
スヨンはキム刑事を死に追いやった犯人を探すため、封印していた14年前の記憶を呼び起こそうとする。その頃、病院でサンチョルの死体に遭遇したジョンウは、犯人らしき男を目の前で取り逃がしてしまう。事件現場の写真を撮影する中、ジョンウは屋上で寝袋を発見するが...。ハリーを一人にすることができず、一緒に暮らし続けるスヨン。しかし、スヨンのすべてを監視しているハリーは、彼女の心がジョンウに傾いていることを知り...。
ハリーの家に招かれ、スヨンと3人で焼酎を飲むことになったジョンウ。ハリーの言葉に腹を立てたジョンウは、彼の襟首をつかみ、もっとスヨンに接近することもできると警告する。2人の間で板挟みになったスヨンは、家を飛び出してしまい...。そんな中、14年ぶりに実家を訪れたジョンウは、叔母にあたるというヒョンジュと初対面するが、そこに謎の男が現れる。一方、スヨンの元には謎のUSBメモリが届き...。
スヨンの携帯番号から不審な電話を受けたジョンウは慌ててスヨンを探し、ハリーの家にやってくる。ジョンウに見せつけるようにスヨンを抱きしめるハリー。一方、ハリーから過去の話を聞き出そうとしたスヨンは、今までに見たことのない、憎悪に満ちた彼の姿に戸惑う。そんな中、署長と争って警察を辞めたジョンウは荷物をまとめ、実家に戻って暮らし始める。父テジュンのそばで事件の真相を突き止めようとするジョンウだが...。
14年前に火災現場から救い出した子供がハリーだという事実を知ったジョンウ。一方、スヨンはハリーがこれまで自分に多くの嘘をついていたことに気づく。さらに、サンドゥクを殺したのは自分だというハリーの告白を聞き、憔悴し切ったスヨンはジョンウとともにミョンヒの元へ。キム刑事の娘ウンジュも、14年前のようにさりげなくスヨンを受け入れる。その頃、スヨンが去ったことに絶望したハリーはユン室長の前で大暴れし...。。
ハリーの策略によって、スヨンはサンドゥク、サンチョルを殺した連続殺人犯に仕立て上げられ、ミラン殺害未遂の罪まで着せられそうになる。ジョンウは追ってきた刑事たちに銃を向け、スヨンを連れて逃亡。一方、ハリーは自宅の隠し部屋で泥酔した状態で警察に発見される。証拠をすっかり隠滅したハリーは、取り調べ室の中で余裕綽々の演技を続け...。そんな中、ジョンウは父テジュンがすべての事件に関わっていることを知り、大きな衝撃を受ける。
意識を取り戻したミランはスヨンに毒を盛られたと証言し、スヨンはソウルの警察署に出頭する。ハリーと主従関係にあったユン室長と取り調べを受けることになったスヨンは、落ち着いて質問に答え、ジョンウを安心させるのだった。そんな中、キム刑事の車から発見された缶からハリーのDNAが検出されたことによって、ハリーとヒョンジュンが同一人物であること、当時12歳のヒョンジュンがキム刑事を殺害したことが証明されるが...。
ハリーが殺人犯だという決定的な証拠をつかんだジョンウ。スヨンを連れて逃げようと目論むハリーは、暴漢たちにスヨンとジョンウが乗った車を襲わせる。ハリーの狂気と執着に恐怖を感じるスヨン。本気で自分を拒絶するスヨンに、ハリーは傷ついた表情を見せるが...。一方、ミランはテジュンとの離婚を決意。ミランからすべてを聞き出し、ハリーことヒョンジュンと自分の関係を知ったジョンウは、テジュンに会いに行く。
ハリーの計画によって、倉庫に閉じ込められたスヨン。一方、ジョンウもスヨンに持たせたGPS発信器の情報をたどり、同じ倉庫に到着する。扉を開けたジョンウが見たのは、椅子に座るスヨンと拳銃を持ったハリーの姿だった。ハリーの言葉から、自分のいる倉庫が14年前の事故現場だということに気づいたスヨンは、おぞましい記憶を思い出し、さらなる恐怖に襲われる。ジョンウは、決して見捨てないと必死でスヨンに語りかけ...。
最近ユ・スンホさんのドラマを探して見てます。会いたいにも出ていたことをつい最近知って以前放送してたことをここで知ったので是非再放送をお願いします!