巨大与党・大韓国党の新人議員スヨンは、公開討論会で現在の悪政とマヌケな国民をこき下ろし、大問題に!弱小野党・緑の正義党のミニョンはラジオ番組でそれに反論、国民のための政治の夢を語る。そんなおり与党が卑怯な手を使って法案を強行採決。消火器で会議室のドアを壊そうとしたミニョンは誤ってスヨンを殴ってしまい...。
ミニョンに消火器で頭を殴られ入院したスヨンは、党からの指示で重体だとウソをつくはめに。その上、夜中に病院を抜け出そうとしたところをミニョンに見つかり、恥ずかしい写真を撮られてしまう。「写真を公開されたくなければ私の活動に協力して」とスヨンを脅すミニョン。ところが大韓国党がミニョンを告訴することになり...。
退院して国会に直行したスヨンは記者団の前でミニョンと笑顔で握手。「告訴はしない、許す」と言うが、そのため先輩議員たちを敵にまわすことになる。一方、ミニョンはしつこくお見合いをすすめる伯母にうんざり。与野党の対立がさらに激化する中、突然、高級クラブに呼び出されるスヨンとミニョン。そこで2人が見たものとは...?
酔って和合だとうそぶく政治家たちに激怒、暴言を吐いたミニョンは、すぐに自分のしたことを後悔する。そんなミニョンを居酒屋に連れて行きなぐさめたスヨンは、実は泣き上戸だったミニョンの無防備な姿にドキマギ。スヨンに送られ、酔って帰ってきたミニョンを出迎えたジュナは渋い顔。幼いボリはスヨンを敵だと睨みつける。
暴力政治家のレッテルを貼られたミニョンは公の場で謝罪することになったが、誠意のかけらも見せない与党の態度に改めてぶち切れる。そんなミニョンが気になって仕方ないスヨンは夜中にミニョンの家に行き「僕のことをどう思う?」と聞く。一方、伯母とボリとジュナは、ミニョンの携帯でスヨンの裸の写真を見つけてビックリ!
ミニョンとの約束どおり法案成立のための署名を集め始めたスヨンは、党内で孤立してしまう。引かれあうスヨンとミニョンに気づいて焦ったアン記者はジュナに警告。ジュナは「2人の交際は自分が阻止する」と請け負う。いま話題の'消火器カップル'としてラジオ番組に一緒に出たスヨンは、熱いまなざしでミニョンを見つめる。
ラジオ番組でお互いの恋愛観を聞いたミニョンとスヨンは、ますます相手を意識するように。そんなある夜、公園のベンチにミニョンを連れ出したスヨンは「5分だけ寝かせて」と言ってミニョンの肩にもたれかかる。一方、新聞に悪意むき出しのミニョンの記事を書いたアン記者は「ジャーナリスト失格だ!」とスヨンの怒りを買う。
ミニョンと市場を訪れたスヨンは政治に不満をもつ庶民にゆで卵をぶつけられる。逃げ込んだ路地裏で「君は僕を愛し始めた。僕と同じだ」と告白するスヨン。だがミニョンはそのふざけた態度が許せず突き飛ばしてしまう。断られてもまた告白する、と宣言するスヨン。その頃ボンシクはドンスクに振られた苦い過去を思い出していた。
スヨンに振られてプライドが傷ついたアン記者はジュナの家まで行って号泣。一方、ミニョンは自分からスヨンに迫るエッチな夢を見てしまい狼狽し、仕事に集中できなくなる。そんなとき、ミニョンたちが苦労して作った法案がスヨンのミスでボンシクに盗まれた。ミニョンとスヨンは屋上で話し合ううちに感情が乱れて思わず...。
屋上でのキスでお互いの心を確かめ合ったスヨンとミニョン。「私たちが交際したら世間の非難を浴びるわ」と不安がるミニョンに「恐がることはない、僕がいる」と言うスヨン。それから2人はイベントや会議でしょっちゅう顔を合わせることに。一方、アン記者はジュナに、片思いしている者同士、共同戦線を張ろうと持ちかける。
最大野党である民友党の代表からうちに来ないかと誘われたスヨンは、相談しようと夜中にミニョンの家にやってきたが、居合わせたジュナに「ミニョンに手を出すな!」と追い返されてしまう。それ以来、ミニョンを避けるようになったスヨン。互いに悶々とする日々が続く。ついにスヨンはミニョンに2度目の告白をするのだが...。
ミニョンに静かな場所で会いたいと言われたスヨンは剣道場に連れて行く。「この恋を続ければ私の政治生命は終わる」と涙で別れを告げるミニョンに「君の立場でもう一度考えてみる」と答えるしかないスヨン。眠れない一夜をへて、髪型も服装もイメージチェンジしたスヨンは「権力を持つにはどうしたらいい?」と補佐官に尋ねる。
振られた腹いせか、せこい嫌がらせをくりかえすスヨンにカリカリするミニョン。だが、それはスヨンの芝居だった。ミニョンをあきらめられないスヨンは、与野党の対立解消案という名目で'密室恋愛推奨法'なる法案をミニョンに提出。「側近さえも欺いて俺と秘密の恋愛をする覚悟が決まったらその書類にサインして」と言う。
「世界中がこの恋に反対なの?」と泣きそうになるほどたくさんのトラブルを乗り越えて、やっとスヨンとの待ち合わせ場所に到着したミニョン。スヨンは憎まれ口を叩きながらも喜びを隠せない。握手して秘密恋愛をスタートさせる2人。それに気づいたジュナはミニョンの幸せを祈って密かに身を引こうとするが、アン記者は...。
街で楽しくデートして恋人気分を味わうスヨンとミニョン。その後、母の命日に墓参りに行ったスヨンは、大韓国党のコ代表に出会う。誰も知らない事実だがスヨンはコ代表の隠し子だった。だが父と子の間には確執が...。その上、恋のライバル、ジュナの存在が気になるスヨンは、それが原因でミニョンとケンカになってしまう。
「私が好きなのはスヨン先輩よ」とミニョンに宣戦布告するアン記者。その作戦に心乱されたミニョンとスヨンは「自分のほかに好きな人がいるのでは?」とお互いを疑い始めるが、口には出せない。そんなとき茂朱(ムジュ)で開かれた地域セミナーに出席した議員一行。ミニョンが泊まる部屋にスヨンがいると突然アン記者が来て...。
茂朱(ムジュ)での登山中に議員団とはぐれたスヨンとミニョンは2人だけの雨宿りで愛を再確認。だがその後ソウルに戻ったスヨンはいきなりジュナに殴られ、ミニョンはますますアン記者の嫉妬を買うはめに。そんななかスヨンの高級マンションに初めて招かれたミニョンは、スヨンの淋しい生い立ちを聞かされて思わず...。
宴会の席でミニョンにセクハラ発言した議員にこっそり仕返しするスヨン。ミニョンへの愛は募るばかりだ。だがそんなある日ミニョンに、姪のボリが通う進学塾を巡る大スキャンダルが持ち上がる。怒った国民から「裏切り者」と呼ばれ、政界やマスコミからも攻撃されて落ち込むミニョン。スヨンはデートに連れ出し励ますが...。
ミニョンの伯母の悪口を本人に聞かれて慌てるスヨン。一方ミニョンは同僚の議員ドンスクから「キム・スヨンと別れて」と突然言われ、交際がバレていたことも含めてショックを受ける。そんなときミニョンを中傷する記事がまたもネットに氾濫。疲れ果てたミニョンはスヨンとの食事中に「私たち、別れましょうか?」と突然言い出す。
ミニョンと仲直りしたスヨンは用意していたサイズ違いの指輪を3つともプレゼント。コ代表には「親子関係を暴露されたくなかったら邪魔をしないで」と釘を刺す。ミニョンの補佐官を辞職したジュナは本業の弁護士に復帰。やがて政界では、保身のためにスキャンダルを暴露しあう醜いリーク合戦が繰り広げられ、国会は大混乱に!
スヨンとの秘密恋愛に限界が来たことを悟ったミニョンが公表を決意した矢先、暴露記事がネットに流れた。マスコミが大騒ぎするなか、ラジオ番組でミニョンへの想いを真摯に語るスヨン。だが支持者たちの怒りは収まらない。自分が政治家であることそのものが幼いボリを苦しめていたと知ったミニョンは、ついにある決心を...。
ジュナを呼び出し、ミニョンの姉の事故死の真相を問いただすスヨン。その頃ミニョンは以前から「姉を殺したのでは?」と疑っていたコ代表がスヨンの父親だと知って衝撃を受けていた。やがてスキャンダルの責任をとって記者会見を開いたミニョン。淡々と仕事をこなしていたスヨンはミニョンを最後のデートに連れ出す...。
2人が別れてから2年後。無所属で出馬したスヨンは見事再選を果たす。海外留学から戻っていたミニョンは自宅のTVで選挙速報を見る。その後2人は喫茶店で再会するが、それは2人の復縁を願う議員のドンスクや補佐官たちが仕組んだ偶然だった。別れ際に「これからもこんなふうに会いたい」と言うスヨンにミニョンの答えは...。
最近シン・ハギュンさんのファンになりました。ぜひ再放送をお願いします。