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太田昌克の視点

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2024年12月17日(火)

太田昌克の視点

『太田昌克の視点』

イラクと「相似形」 シリア内戦再燃も

イラクと「相似形」 シリア内戦再燃も

2024年12月13日(金)放送分より
独裁体制のアサド政権崩壊で過激派の反体制派シャーム解放機構(HTS)がダマスカスを掌握、暫定政府が始動したが、不安定要素には事欠かない。
まずシリアはお隣のレバノン同様、民族と宗派が入り乱れる「モザイク国家」であるという点。HTSに加えて、クルド系の反体制派「シリア民主軍(SDF)」、トルコが支援する「シリア国民軍(SNA)」など、群雄割拠の...

2024年11月25日(月)

太田昌克の視点

『太田昌克の視点』

「トランプ2.0」 不確実性に備える世界

「トランプ2.0」 不確実性に備える世界

2024年11月22日(金)放送分より
トランプ次期大統領の閣僚人事の最大の特徴は、まずトランプ氏への忠誠心、そして大統領選のスローガン「MAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)」、この二つだ。中でも心配されるのが国防長官候補のFOXニュース司会者、ピート・ヘグセス氏。最大の官僚機構をいかに運営していくのか、経験不足が否めない。さらに心配なのが、米情報機関トップである国家情報長官(...

2024年11月11日(月)

太田昌克の視点

『太田昌克の視点』

「暫定大統領」の代償重く 民主党内から恨み節

「暫定大統領」の代償重く 民主党内から恨み節

2024年11月8日(金)放送分より
11月5日に投開票された米大統領選は、「歴史的な大接戦」と言われたわりにはトランプ氏圧勝というあっけない幕切れだった。ハリス氏の敗因は何だったのか?ハリス陣営にも助言してきた元政府高官のグレン・フクシマさんは共同通信編集委員・太田昌克の取材に対し、主に二つの理由を挙げた。
(1)コロナ明けのインフレがなかなか収まらず、さらに移民の急増、犯罪多発...

2024年10月28日(月)

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『太田昌克の視点』

危機打破へ大切な一票を 投票率低下、劣化する政治

危機打破へ大切な一票を 投票率低下、劣化する政治

2024年10月25日(金)放送分より
10月27日に投票が行われた第50回衆院選。自民と公明の与党は公示前から議席を大幅に減らし、過半数を割り込んだ。今回の小選挙区における投票率は10月28日午前時点の集計で53.84%。前回2021年の衆院選を2ポイント余り下回った形で、戦後3番目に低い投票率となった。
多くの国民がいま円安と低成長がもたらした物価高に苦しんでいる。そして政治と...

2024年9月17日(火)

太田昌克の視点

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平和戦略で論戦を 問われる外政力

平和戦略で論戦を 問われる外政力

2024年9月13日(金)放送分より
自民党総裁選、立憲民主党代表選がそれぞれ告示され、選挙戦が続いている。
両選挙戦で論戦の主要テーマになっているのが「政治とカネ」いわゆる裏金問題と、経済だ。外交安保で候補者は日米同盟強化と日本の防衛力増強の重要性を主張している。ただ一方で欠落しているのはアジアにおける平和構築の戦略だ。
大切なことが2つある。まず、中国とどう向き合いなが...

2024年8月26日(月)

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派閥なき風景 総裁選は乱打戦へ

派閥なき風景 総裁選は乱打戦へ

2024年8月23日(金)放送分より
自民党総裁選へ向けて候補者乱立で未曽有の乱打戦だ。
麻生派を除く派閥解散で、同じ派閥から複数の議員が出馬意欲を示す、重鎮の後ろ盾のない新人も出馬するなど、ある意味くびきが解けた永田町の新たな風景が随所に見えて来ている。
何と言っても、派閥の重しが取れたことにより新たな政治家心理、損得勘定が働いているようだ。例えば太田が先日取材したベテラ...

2024年8月14日(水)

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戦争の影色濃く 非核哲学の継承を

戦争の影色濃く 非核哲学の継承を

2024年8月9日(金)放送分より
アメリカによる原爆投下から79年となった8月9日、長崎市では「平和祈念式典」が営まれた。長崎市の鈴木史朗市長はロシアのウクライナ侵攻や中東情勢に触れながら、核兵器の脅威が高まる現実を直視するよう訴えた。 ただ、今年の式典にパレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルが招待されなかったことから、アメリカやイギリスなどG7=先進7カ国のうち、日本を除く6カ国...

2024年7月30日(火)

太田昌克の視点

『太田昌克の視点』

再び世紀の大接戦 鍵はガザと副大統領

再び世紀の大接戦 鍵はガザと副大統領

2024年7月26日(金)放送分より
米紙ニューヨーク・タイムズが今月25日に報じたアメリカ大統領選挙に関する世論調査によると、共和党候補のトランプ前大統領の支持率が48%、民主党候補指名を確実にしたハリス副大統領が47%と大接戦。バイデン氏が精彩を欠いた先月の討論会以降、苦しい戦いになっていた民主党だが、ハリス氏に候補が代わったことでニューヨーク・タイムズは「討論会での失敗前に状況が戻っ...

2024年7月17日(水)

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崖っぷちのバイデン氏 背景にエゴと矜持

崖っぷちのバイデン氏 背景にエゴと矜持

2024年7月12日(金)放送分より
アメリカ大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領は、今月11日の記者会見で選挙戦からの撤退を改めて否定し、「まだやるべきことが残っている」と選挙戦を戦い抜く決意を強調した。
ところが、この会見の中でバイデン大統領は、ハリス副大統領をトランプ前大統領と言い間違える失態を犯し、記者会見に先立つ会合でもウクライナのゼレンスキー大統領をロシアのプーチン大...

2024年7月 3日(水)

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『太田昌克の視点』

史上最低の討論会 バイデン降ろしも

史上最低の討論会 バイデン降ろしも

2024年6月28日(金)放送分より
今年11月のアメリカ大統領選挙を前に、バイデン大統領とトランプ前大統領が6月27日、今回の大統領選初のテレビ討論会に臨んだ。
およそ4年ぶりの直接対決で、お互いを「史上最低の大統領だ」「子供じみている」と非難し、ののしり合う醜い展開に。4年前にも舌戦が繰り広げられたが、番組キャスターで共同通信編集委員の太田昌克は「今回の方が酷い」と指摘した。<...

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