日本BS 放送株式会社 第18 回 放送番組審議会概要
I. 開催日: 2008 年12 月16 日(火) 14:00~15:30
II. 開催場所: 日本BS 放送株式会社 ルーム1
III. 委員: 総数10名 出席6名
委員長:嶋津 昭氏 元総務事務次官 財団法人地域総合整備財団理事長
委 員:河合隆史氏 早稲田大学 大学院国際情報通信研究科 教授 博士(人間科学)
委 員:阪本節郎氏 ㈱博報堂 エルダービジネス推進室 室長
委 員:本間生夫氏 昭和大学医学部教授/医学博士/昭和大学医学部第二生理学教室
委 員:松田喬和氏 毎日新聞社 論説委員 専門編集員
委 員:山形俊男氏 東京大学大学院理学系研究科/理学部地球惑星科学専攻教授/理学博士
(以上6名出席)
委 員:木村大作氏 撮影監督
委 員:津川雅彦氏 俳優 映画監督
委 員:安田喜憲氏
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国際日本文化研究センター研究部 教授
委 員:マリ クリスティーヌ氏 異文化コミュニケーター
(以上4名は当日欠席)
IV. 議事の概要
1. 新社長ご挨拶(目時社長)
2. 放送番組の確認(DVD視聴)
大人の旅物語
ケイ山田の英国庭園
匠の国 ジパング
3. 番組のついての報告、及び意見交換 (◎委員、△BS11)
△開局から一年を迎えて番組方針、編成方針が安定してきた。同時に問題点も見えてきた。その中でBS11らしさを持った番組が「大人の旅物語」、「ケイ山田の英国庭園」、「匠の国 ジパング」であった。
当該タイトル群については地上ローカル局等への番組販売も積極的に行っている。
△報道においては「INsideOUT」、「本格闘論FACE」、「藤沢久美のJUST in!」にゲスト出演する与野党議員等の発言が収録翌日の新聞で報道されるなどの露出効果が出ている。また、上記番組からのアーカイブ素材が地上キー局の報道番組内にも使用されるようになった。その他、大型生放送トーク番組「大人の自由時間」枠で300小選挙区の当落予測や注目選挙区リポートをする「選挙スペシャルどこよりも早く!総選挙シミュレーション"政権争奪!"」を特別編成し、報道色を一層アピールできた。
△年末年始の編成にて12/27~1/4の9日間は通常の編成パターンを廃し、特別編成に並べ替えている。
◎「大人の旅物語」は編成されている時間帯が深夜というのは遅過ぎではないだろうか。一方で落ち着いたリズムを持った番組構成なので寝る前には良いとも思う。
△他番組の属性やスポンサー各社様との調整の中でひねり出した結果、現在の時間の編成となった。
◎「本格政策対談 堂々たる日本」は大臣クラスがゲスト出演するところがすごいが、一方で初回放送の翌週には同エピソードの再放送を流す為、視聴者によっては情報が2週間も古くなってしまっている。報道系番組としては如何なものか。
△大臣クラスが出演する為、収録の日程調整が難しく現状のような編成とした。但しご指摘の点は改善できるよう検討したい。
◎BSデジタル新規参入関連の報道がされ、併せて通販番組規制の情報が流れているがBS11としてはどのような対応をするのか。
△新規参入については外資参入等コンテンツ力のある競合が予想される中、BS11としては無料放送としての強みを生かした良質コンテンツの提供をして続けて行く。通販番組については貴重な収入源であり当面、現状を維持する。
△来年の課題は、「番組の内容」及び「営業」としている。
以上