第52話  五つの大罪

一度は皇太子(蕭景琰)からの申し出を断ったものの、良心が痛んだ莅陽長公主は、蕭景睿の励ましもあり謝玉の文を公にすることに同意する。皇太子は庭生を養子として迎える気持ちがあることを梅長蘇に告げ、かつて東海から持って帰ると約束した大きな真珠を梅長蘇に渡す。そしていよいよ梁帝の誕生日が到来、宴の行われる大殿には、霓凰郡主、言侯、朝廷の重臣たちが集まり、そこには梅長蘇の姿もあった。そんな中、ついに莅陽長公主が御前に現れ...。