第48話  残された時間

藺晨から火寒の毒の説明を聞いた霓凰たちは、梅長蘇の命がそれほど長くないことを知る。梅長蘇は、皇太子(蕭景琰)が赤焔事案の再審を求めるまで、あと1年は生きさせてほしいと藺晨に頼むのだった。その頃、朝廷では皇太子が皇帝に代わって政務を進め、後宮を静貴妃が束ねていた。そんな中、前皇太子の生母である越賢妃のもとに夏江から書状が届く。再度 息子を皇太子の位につかせたい越賢妃は、梅長蘇が林殊であるという夏江の訴えを梁帝に報告する。驚愕した梁帝はある命令を下し...。