第44話  決死の戦い

誉王の大軍が迫る中、靖王は3日で紀城より援軍を連れて戻ると梅長蘇たちに約束し、九安山をあとにする。誉王が率いる5万の大軍に対し、梁帝を守る禁軍はわずか3千。梅長蘇は蒙摯に誉王の先鋒に奇襲をかけさせ、軍営に火薬を仕掛けて行宮に立てこもる作戦に出る。そして誉王の大軍が行宮の門に到着、蒙摯率いる禁軍、皇族、そして江左盟の配下たちによる決死の戦いが始まる。だが圧倒的な戦力で攻めてくる誉王の軍はついに行宮の門を破るのだった...。