第37話 謀士の覚悟
梁帝の前で靖王を攻める夏江と誉王だったが、時同じくして静妃が宸妃の位牌を祀っていたと皇后から報告が入る。皇后が誉王と呼応して動いたのだった。しかし静妃は梁帝に頼まれて位牌を祀っていたため、梁帝は静妃の罰を禁足処分にとどめ、一連の騒ぎを静妃、靖王親子を陥れる策ではないかと疑う。靖王の反論に対抗できなくなった夏江は、梅長蘇が衛崢奪還に関わった疑いがあるとして、梅長蘇を懸鏡司で審問することを梁帝に求める。夏江の動きを早々に想定していた梅長蘇は、蘇宅に乗り込んできた懸鏡司の前に姿を現し...。