第34話 死して解ける因縁 孝行は永遠に果たせず(下)
許笑一は王小石に、自分と元十三限との確執について語る。その昔、元十三限が有橋集団に入ったため、許笑一は自在(じざいもん)門を廃する決心をしたが、元十三限に襲われる。その時、元十三限の妻・小鏡(しょうきょう)が許笑一をかばって命を落として以来、元十三限は許笑一を恨んでいた。一方、南下する劉安世(りゅうあんせい)に方応看の追っ手が迫り、王小石は劉安世のもとへ向かう。その道中で出くわした狄飛驚は、雷純の無念を晴らすため、方応看を倒すつもりでいた。