第32話  離間の計

衛崢が都へと護送され、江左盟は城門付近で襲撃をかけるが失敗、衛崢は懸鏡司の牢に入れられる。衛崢奪還のため蘇宅には、衛崢の義理の父、薬王谷の谷主が訪れていたが、ようやく梅長蘇が目を覚まし、ここ数日で起きた出来事を知る。そんな中、都を出ていた靖王が帰京する。梅長蘇は列将軍に、靖王が参内する前に衛崢の件を報告するように指示するが、帰京した靖王の前に誉王が現れそのまま皇宮へと連れていく。何も知らない靖王は梁帝へ救済の報告を行うが、そこにはすでに夏江も参内していて...。