第30話  生死の境で見る幻覚 浮かび上がる本心(下)

岩の割れ目の底で、王小石は亡くなった方歌吟(ほうかぎん)の遺骸と出会い、刀剣の奥義を悟る。その後、温柔に引っ張り上げられるが、温柔は深手を負っていた。2人して雪の山中をさまよい、窮地に陥っていたところを師匠の許笑一に助けられる。そして、王小石は許笑一から、ある証拠品を手に入れれば、丞相の蔡瑾を失脚させられると聞かされる。一方、牢中で己の幻影と戦っていた白愁飛は、ついに心が折れて権力欲に支配されるようになり、変貌を遂げ...。