第19話 風雨は過ぎれども 雷はやまず(上)
有橋集団の拠点があると確信した王小石は、城外の尉家(いか)村に来ていた。都の穀物倉庫の役割も果たしている村には、米店が多かったが、そのうちの1軒の前に雷損と雷媚の乗る馬車が止まっていた。雷損は王小石の姿を見つけ、茶の屋台でにらみ合う。その頃、金風細雨楼の楊無邪のもとには、有橋集団の工房が尉家村にあることと西へ向け荷が出されたことと、白愁飛が楼主に相談もなく"無法者"たちを動員したという知らせがもたらされていた。
有橋集団の拠点があると確信した王小石は、城外の尉家(いか)村に来ていた。都の穀物倉庫の役割も果たしている村には、米店が多かったが、そのうちの1軒の前に雷損と雷媚の乗る馬車が止まっていた。雷損は王小石の姿を見つけ、茶の屋台でにらみ合う。その頃、金風細雨楼の楊無邪のもとには、有橋集団の工房が尉家村にあることと西へ向け荷が出されたことと、白愁飛が楼主に相談もなく"無法者"たちを動員したという知らせがもたらされていた。