第15話  三閤(さんこう)楼にて死闘し 山野にて恩讐(おんしゅう)を論ず(上)

王小石と温柔が沃夫子(よくふうし)の家を訪ねると、茶花(さか)おばさんが独り憂え顔で座っていた。関七を殺すまで沃夫子は諦めきれないから、あえて行かせたのだと言う。王小石が慌てて外へ捜しに出ると、槍を刺されて虫の息の沃夫子がいた。その頃、都の人々が惨殺されているとの知らせが入り、蘇夢枕と雷損は、傅宗書に関七をおびき出す役をするよう迫っていた。そして、三閤楼(さんこう)で蘇夢枕たち三兄弟と雷損、狄飛驚が共同で関七を迎え撃つことが決まった。