第13話 消えた火薬
官船の積み荷の謎を追い続けていた沈追は、前尚書の楼之敬が無断で火薬を都に運び込み、闇の制炮坊を開いて爆竹を作っていることを突き止め、靖王に告げる。一方の梅長蘇は、豫津の父 言侯が嶺南から取り寄せたという蜜柑からわずかに火薬のにおいがすることに気づき、疑問を抱き始める。そんな時、靖王から皇后が倒れたのは茶に毒を盛られたためだと聞いた梅長蘇は、暮れの祭礼に何か大きな企てが隠されていると確信し、急いで言侯府へと向かうのだった。
官船の積み荷の謎を追い続けていた沈追は、前尚書の楼之敬が無断で火薬を都に運び込み、闇の制炮坊を開いて爆竹を作っていることを突き止め、靖王に告げる。一方の梅長蘇は、豫津の父 言侯が嶺南から取り寄せたという蜜柑からわずかに火薬のにおいがすることに気づき、疑問を抱き始める。そんな時、靖王から皇后が倒れたのは茶に毒を盛られたためだと聞いた梅長蘇は、暮れの祭礼に何か大きな企てが隠されていると確信し、急いで言侯府へと向かうのだった。