第9話 見切り時
皇太子と誉王の間で板ばさみとなった京兆尹は、面倒を避けるため蘭園事案を刑部へ引き渡す。一方 梁帝より慶国公事案の審理を命じられた靖王は、刑部に協力を求めるも、刑部尚書は誉王派のため、理由をつけては協力に応じようとしない。梅長蘇は誉王に、慶国公に見切りをつけ靖王に協力することが、謝玉擁する皇太子側への大きな打撃になると説く。誉王を説き伏せた梅長蘇は久しぶりに、かつて林殊だった頃よく訪れていた靖王府へと足を運ぶのだったが...。
皇太子と誉王の間で板ばさみとなった京兆尹は、面倒を避けるため蘭園事案を刑部へ引き渡す。一方 梁帝より慶国公事案の審理を命じられた靖王は、刑部に協力を求めるも、刑部尚書は誉王派のため、理由をつけては協力に応じようとしない。梅長蘇は誉王に、慶国公に見切りをつけ靖王に協力することが、謝玉擁する皇太子側への大きな打撃になると説く。誉王を説き伏せた梅長蘇は久しぶりに、かつて林殊だった頃よく訪れていた靖王府へと足を運ぶのだったが...。