第7話 廃園
刺客に襲われながらも夏冬は無事都に帰還、慶国公の事案は本格的な審理に入ろうとしていた。審理で主導権を握ろうと皇太子と誉王は躍起になるが、そこへ梅長蘇の指示どおり蒙大統領が梁皇帝に進言、梁皇帝は事案の審理を靖王に命じる。
ある日、寧国侯府を引っ越す予定の梅長蘇は、霓凰郡主から、荒れ果てた元赤焔軍の林主帥の屋敷に案内され、郡主がいまだに過去の想いを忘れられないことを知る。そんな中、梅長蘇は蕭景睿や言豫津と蘭園という邸宅を下見に行くが、なんと広い庭園にある古井戸から数体の女の屍が見つかって...。