第54話 母娘の雪解け
宣皇后が亡くなり程少商は霍不疑に胸の内を告げ、互いにしっかり生きていこうと言葉を交わして別れ、袁慎には成婚することはできないと伝える。家に戻った少商を母の蕭元漪は優しく迎え、当時の自分の過ちをわびる。少商もその気持ちを受け入れ母娘の長きにわたるわだかまりはようやく解消していく。そして宣皇后の四十九日が過ぎ、宣皇后の故郷に向かう少商の前に楼縭が現れる。驊県の県衙に招かれた少商を県令になった楼垚と夫人の何昭君も出迎えるが、食事の席で身重の何昭君が苦しみだし...。
宣皇后が亡くなり程少商は霍不疑に胸の内を告げ、互いにしっかり生きていこうと言葉を交わして別れ、袁慎には成婚することはできないと伝える。家に戻った少商を母の蕭元漪は優しく迎え、当時の自分の過ちをわびる。少商もその気持ちを受け入れ母娘の長きにわたるわだかまりはようやく解消していく。そして宣皇后の四十九日が過ぎ、宣皇后の故郷に向かう少商の前に楼縭が現れる。驊県の県衙に招かれた少商を県令になった楼垚と夫人の何昭君も出迎えるが、食事の席で身重の何昭君が苦しみだし...。