第48話  宿願、ここに果たせり

霍君華が亡くなり、帝后は凌不疑と程少商が喪中前に成婚できるよう翌々日を婚礼の儀と定める。そして凌家でも凌益の五十路の生辰祝いが開かれることになり、一族は集結していた。珍しく宴への参加を表明した凌不疑を警戒する淳于氏に、凌益は激しい剣幕を見せ警告する。一方、実家に戻ろうとした少商の前に凌不疑が現れる。何も打ち明けなかった凌不疑の姿に少商はある決意を見て取る。その夜、宴に参加するため城陽侯府を訪れた凌不疑は、凌益に特別な祝いの品を渡し...。