第44話  降って湧いた功労者

寿春を制し銅牛県入りした凌不疑。県令と程始の失踪後、銅牛県は彭坤の副将・馬栄に占領されていたが楼犇がこれを説得して銅牛県を解放、その後に馬栄は彭坤の残党に殺されており、県令と程始の潔白を証明する鍵となる県丞も収監されていた牢が火事となり死んでしまう。その牢には銅牛県に侵入した程少商の姿が。凌不疑と少商は火事で亡くなった李県丞の葬儀を訪れると、李夫人が周囲を警戒しながら手がかりを2人に残す。2人はその手がかりから銅牛県の郊外へ向かうと...。