第23話  消えた胡人

百里弘毅は柳灃の記憶を頼りに消えた胡人・康金(こうきん)の似顔絵を描き、武思月に託す。もう1人の胡人・康瞻彼(こうせんひ)の死に関わったとおぼしき妓女を見た者が全員怪死したことから、武思月は春秋道の関与を確信。康金の捜索を高秉燭に頼み、七夕の灯籠に彩られた街で久々に2人は顔を合わせる。一方、柳灃はかつて柳家にいた侍女・春禾(しゅんか)を忘れられず...。