第22話  西域(さいいき)からの帰り人

聯昉で春秋道の調査を続ける決意をした高秉燭。一方、春秋道の本拠地では、掌春使(しょうしゅんし)と掌秋使(しょうしゅうし)と呼ばれる2人が意見を交わしていた。掌秋使は十六夜を慕っていた宮嫣(きゅうえん)に、十六夜の後任となるよう命じる。他方、胡人の件を調べていた百里弘毅は、街で懐かしい人物に出会う。西域から戻ってきたその人物は、柳然の弟・柳灃(りゅうほう)だった。