第19話  垂らした餌

囮(おとり)となる覚悟を決めた百里弘毅は、警備の敷かれた店で工部の者と会うことに。しかしそこに柳然(りゅうぜん)が現れる。柳然を危険にさらしたくない百里弘毅は急いで店を出るが、手戟の刺客・十六夜(いざよい)に襲われてしまう。一方、高秉燭は聯昉内で間者の疑いがある者を30人余りに絞り込んでいた。その中には聯昉の長の腹心もおり...。