第31話 天下の母の苦悩
程少商は霍将軍の法事の席で三公主の衣に細工、衣に火を燃え移らせる。赤い衣を下に着ていたことに加え三皇子が贋金の件を訴えたこともあり、皇帝は三公主を杖刑に処すよう命じる。越妃は兄の小越侯に野心を持たぬよう警告するのだった。そんな中、文修君が独断で息子に匪賊を討伐するよう命じていたことが発覚、凌不疑は太子に無能な王淳父子を罷免するよう勧めるが、身びいきする太子は冷徹になれず皇帝に叱責される。太子を案じる皇后の姿を見た少商は皇后のために力になりたいと考え...。
程少商は霍将軍の法事の席で三公主の衣に細工、衣に火を燃え移らせる。赤い衣を下に着ていたことに加え三皇子が贋金の件を訴えたこともあり、皇帝は三公主を杖刑に処すよう命じる。越妃は兄の小越侯に野心を持たぬよう警告するのだった。そんな中、文修君が独断で息子に匪賊を討伐するよう命じていたことが発覚、凌不疑は太子に無能な王淳父子を罷免するよう勧めるが、身びいきする太子は冷徹になれず皇帝に叱責される。太子を案じる皇后の姿を見た少商は皇后のために力になりたいと考え...。