第15話  密牢(みつろう)の囚人

時の太子・李頓(りとん)に招かれ、協力を求められた武思月。5年前の襲撃事件の際に宋凉が春秋道を滅ぼし、頭目の逍遥子(しょうようし)を捕らえたと聞き、武思月はある疑問を抱く。逍遥子が今も内衛の密牢に捕らわれていると知って、会いに行くが...。その頃、百里弘毅はわずかな手がかりから家出した柳然の居場所を割り出していた。