第9話  耳目の長(おさ)

高秉燭は百里弘毅と武思月の協力を得て、柳襄の屋敷から帳簿を盗み出す。しかし暗号で書かれているため解読できない。その頃、情報機関・聯昉を率いる公子楚(こうしそ)は、間者のあぶり出しに高秉燭を使おうと考え始めていた。高秉燭らは暗号解読に聯昉の力を借りようと聯昉の連絡場所の1つに向かうが、橋渡し役の執事である韓冬青(かんとうせい)が殺害され...。