第6話  問われる良心

武思月と高秉燭が銅の運搬を見張っていると、作業をしていた人々が殺されそうになる。助けようとする武思月と、自分の目的のために見殺しにしようとする高秉燭。一方、朝廷では、百里弘毅の父・百里延(ひゃくりえん)が銅を巡る不正に関わっていると疑われる。百里(ひゃくり)家には家長の座や富を目当てに一族が押しかけるが、百里弘毅はそれに目もくれず、父の死の真相解明に奔走する。