第5話  銅を追って

百里弘毅は父の死の真相を調べるため、深夜に屋敷を訪れた高秉燭と接触。検視を許し、父を殺した猛毒の名を聞き出す。同じ頃、内衛府では武思月が捜査から手を引くよう兄・武攸決(ぶゆうけつ)に命じられていた。失意に暮れる武思月の前に現れた高秉燭は、一連の事案が"春秋道(しゅんじゅうどう)"と呼ばれる組織の陰謀であると告げ、調査への協力を求める。