第14話  私の選び方

亡き驊県県令の弔いが終わり、何とか命をつないでいた県令の孫娘も死んでしまう。楼垚は自らの非力を嘆く程少商を慰め、将来外地で父母官になって少商と肩を並べて生きていくと誓う。その様子を遠くから見つめていた凌不疑は少商に会うことなくそのまま驊県をあとにする。楼垚は少商を娶りたいとの旨を早速兄や母に知らせ、驊県へやってきた程始にも少商の魅力を語る。一方の程家には早くも楼家から結納の品が届いていた。楼家で娘がやってけるか案じた蕭元漪は、少商の決定を軽率だと怒り...。