第13話  再興への活力

驊県入りした程少商は殉職した県令の孫娘を見舞いに医館へ向かう。県令の一族は全員城外で敵を迎え討って死に孫娘は唯一の生き残りだった。少商は医館にいた病人たちに生きる希望を持つよう喝を入れ、楼垚と共に驊県を再興させるため家屋の修理に奔走、資金を集める少商の発案には県丞の程止も舌を巻くほどだった。一方、凌不疑が深手を放置していたことにご立腹の皇帝だったが、侍者より凌不疑は程四娘子の救出のため治療が遅れたことを知り...。