第19話 灯籠の下の告白
謝臨州(しゃりんしゅう)と結託して辺境防衛図を花(か)府から盗み出そうと考えている賀遠亭。縉国の朝議の場に現れると、何度か顔を合わせた花琉璃のことが忘れられないと話し、金珀国との和議を口実に花家への婿入りを申し出る。花琉璃の婚姻話に冷静さを欠いた姫元溯は、2人の婚姻を承諾しないよう昌隆帝に進言。一方、婿入りの話を聞いた花応庭たちは憤慨するも、花琉璃はすでに対策を考えていた。そして、賀遠亭が訪ねてきたと聞くと、厨房(ちゅうぼう)へと向かい...。
謝臨州(しゃりんしゅう)と結託して辺境防衛図を花(か)府から盗み出そうと考えている賀遠亭。縉国の朝議の場に現れると、何度か顔を合わせた花琉璃のことが忘れられないと話し、金珀国との和議を口実に花家への婿入りを申し出る。花琉璃の婚姻話に冷静さを欠いた姫元溯は、2人の婚姻を承諾しないよう昌隆帝に進言。一方、婿入りの話を聞いた花応庭たちは憤慨するも、花琉璃はすでに対策を考えていた。そして、賀遠亭が訪ねてきたと聞くと、厨房(ちゅうぼう)へと向かい...。