第15話  険しい恋路

玉京(ぎょくけい)に凱旋(がいせん)した花応庭(かおうてい)は早速、花琉璃とともに朝議へ向かう。姫元溯は馬車が壊れたという口実で花琉璃の馬車に乗り込んでくるが、父親が一緒だと分かり、気まずい思いをする。昌隆帝は花応庭の武将としての労をねぎらい、玉京で新たな職務に就かせようと考えていたが、花応庭は意外なことを言い出す。ある日、姫元溯は花琉璃の兄・花長空(かちょうくう)のために、書物を持って花(か)家にやってくる。姫元溯の狙いを察した花応庭は、花琉璃を外出させて...。