第14話  花(か)家軍の凱旋(がいせん)

上巳(じょうし)節の日、花神廟(かしんびょう)を訪れて亡き母をしのんだ姫元溯は偶然花琉璃と出会い、しばし2人の時を過ごす。姫元溯が今は亡き大切な女性を想っていると感じた花琉璃は、銀杏の葉で作った蝶々(ちょうちょう)を手渡して慰めるが、姫元溯の想い人が誰なのか気になってしかたがない。そこで、贈り物を用意して田嘉敏(でんかびん)を訪ね、生前姫元溯と親しかったが夭逝したという美女について聞き出す。一方、姫元溯は裴済懐(はいせいかい)に探らせた花琉璃と金珀(きんはく)国の賀遠亭(がえんてい)の過去が気になっていた。