第29話  

年越しの夜に行われる燃灯(ねんとう)大典の場で、翊(よく)王が穆川(ぼく・せん)の暗殺を企んでいる。その動きを察知した穆澤(ぼく・たく)は、その計画を利用して謀反を成功させ、自らの野望を達成しようと策を巡らせていた。一方、慶(けい)王府の帳簿の管理を任された陸安然(りく・あんぜん)は、その内容に不審を抱く。大量に購入された花火から、火薬だけが抜き取られていることに気づいた安然は、今まさに始まろうとしている式典の場へと急ぐが...。