9月23日~9月27日

9月23日(月)
「台湾初の日本人内閣政務顧問が緊急生出演! 連携強化進む日台関係」

ゲスト:野崎 孝男(台湾行政院政務顧問 / 台湾在住実業家)、野嶋 剛(ジャーナリスト / 大東文化大学教授)

台湾の頼清徳政権が発足して4カ月。このほど注目の人事があった。台湾の国会に当たる行政院の政務顧問に初めて日本人を任命した。台南市在住の実業家野崎孝男氏。野崎氏はなぜ選ばれたのか?野崎氏の目指す日台関係とは?台湾は、米中対立の激化が収まらない中、日本との関係を特に重視してきた。経済では半導体の世界最大手TSMCの熊本進出などで結びつきを強めている。さらに安全保障では中国との関係から日本に対する期待感は強い。中国習近平政権は、台湾への軍事的圧力を強め「台湾攻撃を想定した」とみられる空母打撃群や無人機を動員した演習を公開。「台湾統一」に向け武力行使の選択肢を排除していないことをアピールしている。対する民進党政権の頼清徳総統は中国への警戒を訴えつつ、国際協調を重視する。
ゲストは、日本人として初めて任命された台湾行政院政務顧問の野崎孝男氏と、長年にわたり中国や台湾などの取材を続けるジャーナリストの野嶋剛氏。台湾情勢の行方と日本と台湾の未来について、徹底分析する。


9月24日(火)
「どうなる? 総裁選×米大統領選 新トップ組み合わせと日米関係」

ゲスト:吉崎 達彦(双日総合研究所 チーフエコノミスト)、山田 惠資(時事通信社 解説委員)

投開票が27日に迫る自民党総裁選と11月5日に投票が行われる米大統領選。ほぼ同時期に日米のリーダーが代わる。両国で誰がトップに就くのか?その組み合わせによっては日米関係が大きく変化する可能性もある。日本にとって望ましいのはハリスかトランプか?一方、米国が望む日本の首相とは?レーガンと中曽根、ブッシュと小泉、トランプと安倍...「米国が共和党政権のときのほうが日米関係がうまくいく」や「米国が民主党政権のときは日本は短命政権に終わる」などと言われたりするが、果たして今回は?たとえば「石破氏×トランプ氏」なら?「小泉氏×ハリス氏」なら?「高市氏×ハリス氏」なら?混戦の選挙情勢最新情報を伝えながら日米関係を先読みする。
ゲストは米国を中心とした外交・安全保障問題に詳しい双日総合研究所チーフエコノミストの吉崎達彦氏と、長年、永田町を取材、ワシントン支局での勤務経験もある時事通信社解説委員の山田惠資氏。


9月25日(水)
「ウクライナ『勝利計画』提示へ 米露の反応は?」

ゲスト:渡部 悦和(元陸上自衛隊東部方面総監)、合六 強(二松学舎大学准教授)

22日から米国を訪れているウクライナ・ゼレンスキー大統領。訪米の最大の目的は、対ロシア戦争終結案「勝利計画」の提示。26日にバイデン大統領や民主党大統領候補ハリス副大統領と会談を予定。さらに共和党候補のトランプ前大統領との会談も調整されている。ゼレンスキー氏はバイデン氏らに米欧が供与する長射程ミサイルATACMSのロシア領攻撃を容認するよう求めるが、米国側の反応は? 一方、ロシア・プーチン大統領は、ウクライナ「勝利計画」への反発は必至とみられている。プーチン氏は米欧の長射程ミサイルのロシア領内での使用は『NATO(北大西洋条約機構)諸国がロシアと戦争状態にあることを意味する』として、米国側を激しく牽制。仮に米国がゼレンスキー氏の求めに応じた場合、露軍は戦術核兵器の使用を含めた攻撃レベルを引き上げるのか?
ゲストは、軍事戦略や安全保障が専門の元陸上自衛隊東部方面総監・渡部悦和氏と、欧州の安全保障が専門で、ウクライナの内情にも精通する二松学舎大学准教授・合六強氏。ウクライナ情勢の大きな転換点となるのか?ウ軍越境攻撃の今後など最新戦況も含め議論。


9月26日(木)
「明日決戦!日本の新リーダーは誰に? 自民党総裁選の行方」

ゲスト:伊藤 惇夫(政治アナリスト)、細川 隆三(政治ジャーナリスト)

9人の候補者が乱立する自民党総裁選挙。新総裁の座は誰の手に?決戦前夜の最新情勢から票を読み解く!石破氏、小泉氏、高市氏の三つ巴の戦いで、決選投票が確実とみられているが...。国会議員票をめぐる水面下の動き、菅・麻生両氏のキングメーカー争いの行方とは? あす選出される新総裁は、自民党を刷新できるのか。10月1日召集の臨時国会で新しい内閣総理大臣に指名されたあと、憶測が飛び交う「早期解散」に踏み切る可能性は?
ゲストは政治アナリストの伊藤惇夫氏と、政治ジャーナリストの細川 隆三氏。永田町に精通したベテランが最新情勢を分析!


9月27日(金)
「自民党総裁選と日本政治の行方~民主主義の再生なるか?」

ゲスト:大島 理森(元衆院議長)

裏金問題、岸田首相退陣を受け、過去最多9人の立候補者が乱立した"異例の自民党総裁選"。ついに27日、新総裁が誕生する。事実上、次期首相となる新総裁は、どう日本を舵取りしていくのか? 一方、今月24日には立憲民主党の代表に野田佳彦元首相が選ばれ、野田新体制が始動した。野田代表は、間もなく行われるのではと囁かれる解散・総選挙で、野党を政権交代に導くことができるのか? 国民の政治不信が渦巻く今、政治は国民の信頼を取り戻すために何をなすべきか?日本の民主主義は大丈夫か?衆院議長という重責を務め、政界を知り尽くす大島理森氏が永田町の議員たちに提言する!