第139回 北海道小樽市で懐かしの名店で至福を満喫
今回の舞台は、北の都と呼ばれる北海道小樽市。北海道の玄関口として開拓期に重要な役割を果たした小樽には、古の面影がそのまま遺された歴史的建造物や石造りの倉庫がたくさん存在します。多くの観光客を魅了する港町で、懐かしの名居酒屋をご紹介します。
ノスタルジックな雰囲気を奏でる建造物のひとつ、小樽オルゴール堂を訪れました。約3,200種類、38,000個の品数を誇るオルゴールは、ここでしか味わうことのできない幻想的な時間を演出しています。興奮気味の太田さん、アンティークオルゴールが創り出す絶妙なハーモニーに心から魅了されました。
さて夕暮れ時、7年ぶりの再訪となる待望の名店「酒処ふじりん」へ。小樽で80年以上続く居酒屋として地元の方に愛され続けています。まずは地酒「宝川 しぼりたて生」の燗で。五代目女将の湊さんおすすめ「にしん明太」は、お腹に辛子明太子を詰めて仕上げた癖になる逸品。そこへ四代目女将・田中さんとの感激の再会へ。小樽の旬をいただきながら、美人女将の心地よい接客に酔いしれた太田さん。小樽で出会えた至宝の酒場に大満足の夜となりました。