第22話  深まる対立

呂不韋の舎人である甘羅の策により、秦は趙から城や土地を割譲することに成功するが、燕との連合を破り、秦王の意思に背く形となったため、甘羅は嬴政に殺されてしまう。これを発端に、嬴政は呂不韋に対して更なる不信感を抱き、その権限を弱めることを思案し、李斯を重用して自ら親政をするための準備を着々と加速させる。