第36話  

青州軍と冀幽連合軍が激戦を繰り広げる中、豊蘭息は戦場から風惜雲を救い出すが、蘭因璧月の技を身につけた玉無縁こそ雍州の乱と断魂門の黒幕だと気づく。玉無縁は皇朝にひとまず撤退を進言。折しも幽州から和議の申し入れがあり、風惜雲がこれを受け入れ、青州は危機を脱する。雍州王は豊蘭息と風惜雲の婚姻を認め、さらに豊蘭息に王位を継がせることを決意。1年後、雍州の使臣が青州を訪れ、風惜雲が雍州に輿(こし)入れすることになる。