第12話  太子 政

呂不韋は閲兵式のために集結した1万の大軍を後ろ盾に、大臣と宗室とともに王宮の門を突破し、陽泉君の軍勢とにらみ合う。王宮内では嬴傒が趙姫を救出、嬴政が子楚(荘襄王)を救出し、子楚が一触即発だった呂不韋と陽泉君の前に現れたことで衝突を回避する。これにより華陽太后の企ては失敗し、子楚は嬴政を正式に太子に立て、その後の閲兵式で嬴政に支えられながら息を引き取る。