第28話  

華純然の婿選びに彼女の手助けが必要と考えた豊蘭息と白風夕は、"黒豊 白夕(こくほう はくせき)"として彼女のもとを訪れ、信頼を得ることに。白風夕は生来のおおらかな気性を発揮し華純然の友人となるが、彼女は計り知れない知謀と野心の持ち主だった。幽州王は婿候補となるのは豊蘭息と皇朝であると断言。しかし、華純然は黒豊息との婚姻を望んでおり、白風夕に協力を頼む。その頃、王宮を出て一人で路地を歩いていた黒豊息を、突如断魂門が襲い...。