#4  沖縄の伝統工芸品・焼き物「やちむん」

今回は沖縄の方言で焼き物のことを指す、伝統工芸「やちむん」にフォーカス。ぽってりとした厚みのある形と、大ぶりな絵付けが特徴で、沖縄を代表する伝統工芸品。今回は読谷村にある「やちむんの里」を訪れ、沖縄を代表する陶芸家・山田真萬さんのギャラリーや工房を訪ねます。ダイナミックな筆遣いと鮮やかな色遣いの器の数々、それらの作品を生み出すインスピレーションの源などをお聞きします。

山田真萬さんは、やちむんの里のシンボルとも呼ばれている巨大な登り窯の一つ「読谷山窯」の創設者のお一人。御年80歳の現在も日々工房に立ち、従来の「やちむん」とは一線を画すようなモダンで瀟洒な趣の作品を精力的に生み出し続けています。