第6話  王の剣

趙姫と嬴政は辺境から戻った嬴傒の口添えで入城を許され、昭王の後を継ぐ嬴柱(後の孝文王)は嬴政に秦王の象徴である刀を授ける。王妃もしぶしぶ子楚に母子との生活を許すが、嬴政は陽泉君と庭先で争いになり、刀を振り回した嬴政を子楚が危うく止める。昭王の葬儀に参列すべく六国の使節が到着するが、時を同じくして趙が燕に大勝したとの情報が入る。趙との交渉を有利に進めるため、秦はこの情報を趙の平原君の耳に入れないよう画策する。