第24話  

幽(ゆう)州の公主・華純然(かじゅんぜん)が皇朝たちと対等に渡り合うため、大東国の皇帝に仏舎利(ぶっしゃり)を献上し、その手柄として"大東天女"の封号を得る。その噂を耳にした豊蘭息と白風夕の会話の中で、白風夕が青(せい)州公主・風惜雲(ほうせきうん)に嫉妬していると勘違いした豊蘭息は、喜びながらも彼女の機嫌を取ろうと手を尽くす。一方、白風夕は青州の世子で実の兄でもある風写月(ほうしゃげつ)のもとを訪れ、于鳴が死んで豊蘭息が良城を掌握していると伝え、雍州と青州の和睦を提案する。