第4話  天下を胸に

秦は西周の領土と王権の象徴である九鼎を手に入れるが、混乱の最中に豫洲の鼎は泗水に沈み、子楚も病に倒れる。一方、秦の昭王の夢に嬴政が現れ、それが子楚の息子であることを知った昭王は、嬴政を趙から呼び戻すよう言い残して崩御する。その頃、趙に残された嬴政は少年に成長し、申越から教えを受けていた。そんな中、嬴政は同じく人質となっていた燕の丹王子に狼の子を見せに行くが、趙の王子、趙偃に狼を殺されてしまう。