第20話  

雍州王宮では新年早々に戸部の役人による横領が発覚し、さらに国庫の銀葉が盗まれる事態にまで発展。豊莒が事件の調査を任され、豊蘭息は、豊莒と玉無縁が結託して何かしでかすのではと警戒する。そんな中、鳳棲梧が蘭因璧月を得るべく暗躍する玉無縁に毒を飲まされてしまう。豊蘭息は彼女を助けるため、白風夕に璧月の力を借りて無事に解毒に成功。黒幕の本当の標的は自分たちであると睨んだ豊蘭息と白風夕は、しばらく行動をともにすることにする。